日本人初の快挙?アメリカドライブ9,000km
10日目
■モニュメントバレー
西部劇などでお馴染みの風景だが、グランドキャニオンなどと比べると訪れる日本の観光客は少ないようである。
本に書いてあるとおり、入口付近にはナバホ人達がいくつもの屋台状態のツアー窓口を作り勧誘をしていた。
乗馬ツアーに参加することにする。
ビュートは実際に見ると大きく、一山一山がけっこう離れている。
景色としては太陽が斜めから差す時間、朝10時頃や夕方5時頃が、ビュートの影がくっきりして良い。
乗馬には我がファミリーに一人のナバホ人が随行してくれるが、乗馬が初めてであろうがなかろうがそんなに気にしてくれない。
けっこうなデコボコ道で、馬も気が向いたときに草を食べ、立ち止まり、気が向いた道を行くので(大体は決まっているが)、自分の馬が落ちそうになるほど姿勢が斜めになるような坂を行ってしまって焦るのは仕方ないらしい。
多少の不便があっても助けにきてはくれない。
1時間ほどのツアー最後のころには慣れてきたのだが、随って馬の操縦に気をとられ景色の観賞はあまり出来なかったというのが正直な感想だ。
有名なジョン・フォード監督の「駅馬車」なども好んでこの風景で撮影された。
■アンティロープキャニオン
モニュメントバレーから3時間弱、レィクパウエルの30分ほど手前。
ここはたまたまソルトレイクのホテルの売店の本で見つけ、行きたいにも場所が分からなかったが、また偶然にもレイクパウエルヘ行く途中に見つけたという思い出ある場所である。基本的にはナバホ人の所有地で持ち主が入園料を取っている。
ロウアーのほうが規模は小さい。
割れた地面をはしごで降りると、曲線に侵食された壁が美しい地層を現して不思議な小道を作っている。
人が一人通るのに一杯というかなりの狭さである。
地下3mほどであろうかと思うが、上が開いているため光が差してオレンジの地層を神秘的に映し出している。
アッパーは入口までが少し遠い。
こちらは地下に降りず、天井の開いた洞窟というイメージだ。
幅も所々2mほどあり、深さも数mだ。両方とも見たことのない美しい空間である。
時 間 行 動
AM06:00 チェックアウトして出発。
AM06:30 到着。乗馬ツアー参加。担当の男性は昔日本人を結婚していたとか…
ホンマカイナ?
早朝も良いが、ビュートの影がくっきりする10時頃か夕方5時頃がいいかも。乗馬未経験の4歳と5歳の子供だけで1頭の馬に乗せてしまうところはやっぱりアメリカ人。心配する自分もろくに乗ったことは無くしかもデコボコ道で緊張。。。
AM08:43 バレー出発。途中マックで朝食休憩。
AM11:30 レイクパウエルに着く手前偶然にも、ソルトレイクの売店で写真を見てから行きたいと探していたAntelopeCanyonを発見!!!まずはLowerから見学。
基本的に私有地なのでナヴァホ人が入場料を取っている。
本来1人$17.50だが、昨日の雨で全部見ることができないからと$35を$25にまけてくれる。割れた地面の中へ降りるとそこは不思議な空間の小道が続く。
475yardある雨水でぬかるんでいると言うことで途中で引き返す。
PM01:10 Upperの方へ。こちらは幾分チケット売り場?も大きく、しかも入園料以外にツアー代も取っている。
ツアーといってもピックアップにギュウギュウ詰めで見所まで(結構遠い)乗せてもらうだけだが私有地なので車は乗り入れらないと言われれば仕方がない。
洞窟のような入口から入るとそこは神秘の世界。
上から注ぎこむ太陽の光が両壁の地層を美しいオレンジ色に映し出す。
観光客も多く多国籍。そんな人達としばしばの会話。
PM01:56 Slotを出発。レイクパウエルへ。
PM02:25 WahweapLodge到着。
PM03:00 LakePowellMotelにチェックイン。部屋で休憩。
PM04:00 ホテルを出て散策へ、PageのチャイナレストランSTARLITEで夕食。
PM07:10 ロッジ内ショップで買物。明日のRainbowBridge半日ボートツアーチケット(電話にて予約済み)をもらう
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